• ログイン
  • 買い物かごをみる
  • 新規会員登録

メールの受信に関するお願い

お客様の声

メディア掲載実績

えっちゃんの考えるお米づくり

山のてっぺんの、この田んぼでしか採れない

渡部さんの田んぼは山のてっぺんの、山から最初に流れてきた水が田んぼに流れています。
そして、完全無農薬、自然農法で、化学肥料も一切使わない、宝のようなお米です。

常識はずれが、わしらの常識

いいお米は土作りから

いいお米はやはり土作りから行います。化学肥料は一切使いません。米ぬかや油粕、自分の山から切り出した木を自分で炭にし、それを撒きます。

また木炭を作ったときにでる木酢液を農薬の代わりに使います。土作りから丁寧に人の手でしていきます。「手でやることによって、土の様子がわかるよ。手に取るようにとはその事をいうでしょう」とおっしゃいます。
神代の国である出雲のここ奥出雲町仁多は、「出雲風土記」に、「ここは豊潤(にた)しき、小国なり」ということから仁多と地名が付いたといわれるほど、肥沃な風土であったことも恵まれていると思います。
有機質に富んだ肥沃な土壌と、斐伊川源流のミネラルをふんだんに含んだ清冽な水、そして昼夜の温度格差など、良質米の生産条件に恵まれた土地を活かしつつも汚さぬように農業を続けています。

「この水と、この土がわしの宝だけん。一度も汚れたことがないけん、
守り続けらんといけんと思っとるよ」と笑顔の中にも神妙な渡部さん。

自然に逆らった方法で米を作ってもいつかはその仕返しは食べる人間に来る

このままではいけない、自然に逆らった方法で米を作ってもいつかはその仕返しは食べる人間に来る。その行き着くところが、昔ながらの手間隙掛けた農業だったといいます。
但し、昔と違うのは、「自然力」を利用すること。自然は人間が思う以上に力を持っています。
それを生かしてやれば、健康な収穫物が出来ることを渡部悦義さんは勧めてきました。
だから、強くおいしいものが出来上がる。
今年もはで(刈り取った稲を天日で乾かし乾燥させること)を組み立てました。
いくつか組み立てますが、この日はまずこれです。
奥出雲の朝晩の寒暖の差でさらにおいしくなっていくひとつの手段が、このはで干しです。
いまは、このはでを組む人も少なくなりました。

昔ながらが安全、安心

化学肥料や農薬を使わないことは渡部さんの農業ですが、もうひとつ化学肥料や農薬がいらない農業をすることが目標の一つでもあります。
肥沃で健康な土から出来た米は、安心安全である事はもちろん、美味しいのです。

土作りから手を掛ければ、自然の摂理から自然と雑草や病害虫も減っていくといいます。
微生物やミミズなどの土壌生物が生息しやすくなり、分解されやすくなります。

渡部さんが除草剤を使わない為に今取り組んでいるのが、米ぬかの散布です。
水田の表面にトロトロとした膜を作るので、雑草を抑制する働きがあるのです。

こつこつこつこつ。手間ひまかけるお米づくり

今でこそ、仁多米とその名は知れ、しかも渡部さんの仁多米を名指しにするお客さんも多くなりました。
しかし最初から、順風満帆ではありませんでした。「環境に優しい」、「安全」、「安心」がうたわれて久しいのですが、現実はものすごく大変だったのです。
農業は一人ではできません。昔の農業はもちろん、無農薬でしたが、非常に生産性、作業効率が悪く、生活の支えにしていくには厳しいものがありました。
自分の家で食べるものだけなら、それでもいいのですが、農業の米作りを生業(なりわい)としていくには収穫量は確保したいのです。
そうなると、化学肥料や農薬は効率が上がるものなのです。若いものの農業離れが進み、「3ちゃん農業」といわれ、今では、おじいちゃん、おばあちゃんがいつまでも現役でなければならないのが現状です。

そんな中、1989年ごろ環境を考えるシンポジウムに参加したことがきっかけで、農薬、化学肥料に疑問を持つようになりました。
平成に入った頃から町議を務める傍ら「自然農法」に取り組み始めました。周りの農家から正直、馬鹿にされたといいます。どうしてそんなに手間のかかることをするのか理解が出来ないといわれたそうです。
「むかしはこうして農業をしていたこと」、「安全で、安心、生態系に即したものがおいしい」と、渡部さんは作り続けました。「悦ちゃん」こと渡部悦義さんのお米は、ほんとうに完全無農薬、自然農法で化学肥料も一切使いません。
限定の4反以外の田んぼも、除草剤は1度使うだけです。それでもおいしいお米が作れるのは、渡部さんの惜しまない手間があるからです。

いまだに気の遠くなるような作業を頑なに守る

いまだに気の遠くなるような、人の手による手間隙かけた農業をしていらっしゃいます。
だから毎日田んぼに向かう日々です。秋の収穫したお米は、はで干し(天日干し)をしています。
「はで」とは、竹で組んだ高さは3メートルくらいの干し場で、刈った稲を掛けて乾燥させます。
朝晩の寒暖が激しいこの地域では、じっくり乾燥させることによって旨味が増すのです。
今ではこの「はで」を組むのが大変な為、多くの農家が機会による乾燥をしています。
だから他とは違う渡部さんのお米はおいしいのです。